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コンサートに行ってきました♪ [あれこれ]

 今日は、『BBCフィルハーモニック日本ツアー2013』へ行ってきました♪
 指揮は佐渡裕さん、そしてピアノは辻井伸行さんのコンサートです。

 辻井さんが出演するということで、「きっと人気のコンサートに違いない!」と、チケット発売日当日(昨年10月)、朝10時からの電話受付に絶対絶対電話しようと意気込んでいたわたくし。
 
 が!
 
 その当日、うっかり家の仕事に夢中になりすぎて、ハッ(@■@|||;)と気がついたらすでに12時を過ぎており…!!!(←大バカ者)
 …で、「(T∞T|||)うっうっ、もうチケットなんてあるわけないわ…」とすっかり意気消沈して、それでもダメもとでチケットセンターに電話してみたら、な、な、なんと!
 受付の男性が、「S席があと1枚だけ残っています」…と!
 迷わずゲ〜〜〜〜〜ット!!!!!
 
 ああ…、神様、今回もありがとうございます!
 わたしってなんてラッキーな人間なんでしょう!(*T●T*)

 …と、前置きが長くなりましたが…、

 今日のコンサートは、まるで穀雨(こくう)のようなコンサートでした。
 『穀雨』というのは、日本の季節(二十四節気)の名前の1つで、つい先日、4月20日がこの穀雨でした。
 穀雨は田畑の準備が整った頃に降る春の雨で、作物を育てるために降る、優しい恵みの雨です。

 本当に、心に深く深く染み入る音と演奏でした。
 辻井さんの演奏では、自然と涙があふれてきました。
 わたしの周りでも涙をぬぐってる方がたくさんいらっしゃいました。
 指揮者の佐渡さんとの息もピッタリで、辻井さんものびのびと力一杯演奏してるのが伝わってきました。
 
 BBCフィルの演奏も素晴らしくて…、なんというか、上品でとても洗練された音を出すオーケストラだなと感じました。
 わたしはオーケストラについて詳しくはないのですが、特にヴァイオリンなど弦楽器の響きに感動しました。
 小さくささやくようなフレーズでは、小鳥の羽毛がフワフワと揺れるような繊細な響きで、「わあ、なんてきれいなハーモニーなんだろう!」と、胸がジ〜ンとしました。
 大きく迫力のある音で演奏するのはどのオーケストラも得意のような気がするのですが、反対にゆったりと静かなフレーズでは演奏のごまかしがききませんし退屈になりがちですから、観客を眠らせることなく関心を向けさせておくのは、なかなか難しいじゃないかな…と。
 そんな訳で、オーケストラや演奏家の真価は、スローテンポで小さな音をどんな風に演奏するかで見極められるんじゃないかな…、なんてわたしはひそかに思ってます。

 今日のコンサートで、わたしは心一杯、身体一杯、美しい雨で満たされたような気分になりました。
 明日からまた、がんばれそうです!(*^v^*)

 <今日のプログラム>

・エルガー作曲:エニグマ変奏曲より ニムロッド
(東日本大震災の被災者の方々へ追悼を込めて…。今回のコンサートツアー、実は2011年に行われる予定だったそうです。それが震災で一度中止になり、今年実現できたのだそうです。)

・メンデルスゾーン作曲:真夏の夜の夢 序曲 作品21

・ラフマニノフ作曲:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18
 第1楽章 モデラート
 第2楽章 アダージョ ソステヌート
 第3楽章 アレグロ スケルツァンド
 
・リスト作曲:リゴレット パラフレーズ  
(辻井さんのアンコール曲)

・ベルリオーズ作曲:幻想交響曲 作品14
 第1楽章 夢〜情熱
 第2楽章 舞踏会
 第3楽章 野の風景
 第4楽章 断頭台へ行進
 第5楽章 魔女の夜宴の夢

・ベルリオーズ作曲:ラコッツィ行進曲
(アンコール曲)
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