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不思議なイメージ [ちょっと不思議なお話]

 私は一時期、ホスピスでアロマセラピーのボランティア活動をしていたことがあります。
 ホスピスですから、当然、末期がんの患者さん達が多くいらっしゃるわけです。
 私が活動していたホスピスでは、アロマセラピーのほかにも、朗読、園芸、編み物、ティーサービス、レイキなどなど、たくさんのボランティア活動がありました。
 けれど、患者さんの素肌に直に触れてその方の体温を感じながら行うアロママッサージは、やはりちょっと特別なことのようにも感じます。
 時には、やせ細って、ほとんど骨と皮だけになってしまった方に触れることもありましたし、体液が毛穴からしみ出してしまう程、体内の循環機能が低下した方に触れることもありました。
 身体中たくさんの管がつけられた方や、身体のあちこちが欠損してる方、容貌が大きく変形してしまった方などなど……。
 幸か不幸か、私は母のがん闘病の際に、母も含め多くのがん患者さん達を見ていましたので、ホスピスでどんな患者さんを前にしても静かな気持ちでいることができました。
 でも、重篤な患者さんに寄り添った経験のない方は、相当なショックを受けるに違いありません。

 で、ある時、ホスピスで患者さんの肌に触れている時に気付いたことがあります。
 
 それは…、眼の前で横たわってる方のお元気そうなイメージが見えること。

 ベッド上ではこちらの呼びかけに応えることなく、息も絶え絶えに寝てらっしゃるのですが、その方の「ありがとうございます!」とにこやかに笑ってる元気な姿が私の頭の中に浮かぶのです。
 はじめてそのことに気付いた時、「ん〜?きっと気のせい」と思っていたのですが、その後もやっぱり同じようなことが続き……。

 そんなわけで、「もしかしたら、物質である身体は壊れちゃったけど、中に入ってる魂(?)は今もお元気なのかもしれない…。今まさに、この世での最後のお勉強をしてるところなのかもしれないなあ…」なんて思うようになりました。
 そう思うようになってから、「もう何をしても感じないだろう。何をしてもむだ」なんて思うことなく、どんな方に対する行為も心を込めて行えるようになりました。

 ほかにも、意思の疎通ができなくなってしまった認知症の方からも、「すみません、ご苦労かけます」というようなイメージが伝わってくることがあります。
 
 それから…、実はサロンでお客様への施術中もその方の思い…のようなものが伝わってくることがあって、ちょっと戸惑うことがあります。
 (*ーー*;)その内容があまりにプライベートなもので、確かめたくてもおたずねしにくいこともあり…。
 でも、「ああ、だからお身体の調子が良くないんだな…」と、ひそかに大きく納得できることもあります。

 もちろん、誰かに触れる度、その人の全てがわかる!とか、そんなすごいものじゃないのでご安心ください!
(そんな人の側には私も近付きたくありませんもの!)(>o<;)
 必要な時に必要なことだけが、なんとなくふんわりとしたイメージで伝わってくる程度ですので。
 みなさんは、私のような体験はありますか?

 ……全くの気のせい…かもしれませんが、どちらにせよ、出逢った方とのご縁は大切にしたいなあと思っています。
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色のついた光 [ちょっと不思議なお話]

 ある時、目を閉じ静かにしていると、色のついた光…というか、もやのようなものが見えることに気付きました。
 眼を閉じてるわけですから眼の前は暗いはずなんですけれど、きれいな色のついた光がどこからともなく現れて、ゆっくりと回りながら、ふわふわと暗い空間に舞って見えるのです。
 その光の色は、はじめ、赤紫だけだったのですが、半年程前から黄色の光も加わり、更に時々、白、紫、青、ピンク…といった光も加わって見えるようになりました。

 「…この光はなんなんだろう?もしかして、私のオーラの色なのかなあ?ほかの人も同じように見えてるのかな?不思議だなあ。でも、とてもきれい」
なんて、思っていました。

 1.jpg で、先日、あるきっかけで左の写真の本の存在を知り、読んでみました。
 ヨーロッパでミディアム(霊媒)として活躍なさってるスピリチュアリスト、ポール・ミークさんの『天国の住民が教えてくれること』という御本です。

 その中に、『無条件の愛の心落ち着く感覚、これに伴い、閉じた目に青色や紫色がよく見える。それは守護霊がそこにいるというしるしや合図といったものだろう。霊のエネルギーとミディアム自身のエネルギーが、オーラの場を通して混じり合うのだ』と、ありました。

 もし、その通りだとしたら、すごく嬉しい!
 
 みなさんは目を閉じた時、何色の光が見えますか?
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目覚ましの音 [ちょっと不思議なお話]

 今朝も聞こえないはずの音で、目が覚めました。

 皆さんもこういった経験があるのかどうなのか…。
 時々わたしは、現実とも夢ともつかないような不思議〜な体験をします。
 漫画なんて描く人種は極度の妄想族に決まってますから、そのほとんどは夢か幻に違いないのですが、不思議体験をする度、幸せで楽しい気分になったり、びっくりしたり、時に色々考えさせられたりもするので、それら特別な感動を自分の胸の内だけにしまっておくのはいよいよがまんできなくなり、ちょっと発表してみる事にしました。
 『王様の耳はロバの耳』現象ですね。(*ーー*;)

 で、冒頭の『聞こえないはずの音』なのですが、今朝はピ・ポ・パ♪、というプッシュ回線のクリアな音が左耳の上でして目が覚めました。
 枕元の時計を見ると、6時ジャストでした。
 寝室には電話は置いてありませんので、プッシュ回線の音が聞こえる事は考えられません。
 
 今日はプッシュ回線の音でしたが、その日によって音が変わります。
 コンコンと部屋の扉をノックする音、家の電話とは明らかに違う呼び出し音、オルゴールの音、ハープの音、おもちゃのピアノの音、楽器名はわからないけどとにかくとてもきれいな音、コーラスの声…といった具合で、毎回、違う音で起こされます。
 楽器の音の時は、短いワンフレーズのメロディで聞こえる時もあります。

 枕元の時計は電波時計なのですが、音が聞こえた時に確認すると、5時ジャストとか○時30分、50分など、必ず切りのいい時間を示しています。
 21分とか22分とか、ビミョ〜な分数の時に音が聞こえた事はありません。

 一体この現象はなんなのでしょう…???
 毎日聞こえるわけではないのですが、この不思議な音に助けられる事もしばしばです。
 例えば…、朝早くから外出の用があり一度目覚めたにもかかわらず、布団の中でぐずぐずしてる内に再び寝ちゃった時など…。
 
「さあさ、いつまで寝てるの!」

という感じでふいになにかの音がして起こされます。

 謎の音がしても、けして恐怖にかられる事はありません。
 むしろ、楽しく幸せな気持ちになります。
 音がした時には、
「今日もちゃんと聞こえましたよ。起こしてくださってありがとう」
なんて、見えないだれかさんにお礼を言ったりしています。

 こんな風に音がするようになったのは、もうずいぶん前からで…、10年前に母が亡くなった後からだったか、その前からだったのか…、わたしにとってはいつの間にか『おなじみの事』になってしまったので、一番初めの事が思い出せません。
 ああ、日記を付けておくべきでした!(>■<;)

 …でも、20代で漫画の連載をしていた頃から、なにか(だれか?)に時折起こされてた気はします。
 ここでお話しするととてつもなく長くなるので、そのお話はまた後日に。

 もし、守護霊様とか…そういった存在が、わたしに音を贈ってくださってるとしたら、とてもお茶目でユーモア一杯の守護霊様だなあって気がします♪
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